昨年3月に公開され、日本中に衝撃を与えた心霊ドキュメンタリー『三茶のポルターガイスト』。 あれから1年…ヨコザワ・プロダクションではさらにもの凄い現象が起きていた!
最新作『新・三茶のポルターガイスト』が、エクストリーム配給で 6 月 21 日(金)、全国ロードショーされる(ナレーション・東出昌大、出演・角由紀子、監督・豊島圭介)。
この度、編集部オススメの試写レビューを紹介する。
あの恐怖はまだ終わっていなかった――
《心霊現象》のその先に待つものとは!?
照明の明滅、鏡から噴き出す水、壁に取り付けられた時計の落下、そして白い手――。
数々の YouTuber やテレビの取材が殺到し、某テレビ番組では放送不可能とされ、その真相を突き止められなかった場所にオカルト編集者・角由紀子が再び潜入!
定点カメラ、降霊術、サーモグラフィ、ついには物理学者・超心理学者を交えて“徹底検証”し、我々の想像を超える<物体>の撮影に遂に成功した!
【今週のオススメ/試写レビュー】
豊島圭介監督の参加で怪しさ爆発、前作を超える面白さ
『新・三茶のポルターガイスト』
最近停滞気味な心霊ドキュメンタリーの中では白眉の出来。
前作が楽しめた方は間違いなく楽しめるし、この作品単独でも十分面白い。
新たに豊島圭介監督が参加されたことで、さらに映画的な視点で深く多角的に掘り下げられている。
ヨコザワ・スタジオの俯瞰的な構造分析から、
「怪談新耳袋」ばりの実話怪談テイストな彩り、
『怪談新耳袋 殴り込み!』を進化させたような大胆不敵なリアリズム、
『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』にも通じる
角由紀子ら「オカルト肯定派」VS科学的見地の「否定派」の対立、
そして期待を裏切らないクライマックスの“アレ”……。
東出昌大の中村義洋っぽいナレーションも意外にハマり、前作以上に見ごたえがあって怪しさも爆発。
こんないかがわしさ満点の心霊ドキュメンタリー映画を劇場のスクリーンで堪能できる幸せ。
遺作となった叶井俊太郎Pに心から感謝を申し上げたい。
(福谷修「cowai/コワイ」編集長、ホラークリエイター)
INTRODUCTION
地上波では絶対に放映できない衝撃映像の数々!
これを解明出来るのはこの映画だけだ!
さらなるパワーアップ!この映画に収録された
ヨコザワ・プロダクションで起きる心霊現象の数々!
・天井や床から現れる「白い手」
・激しく揺れるホワイトボードや壁掛け時計
・降霊術中に現れる「黒い手」と激しく揺れる天井、宙に浮く魔法円
・11 人のダンサーの背後に現れた「12 人目の男」
・棚の隙間から現れた「頭」
・そして、ついにアレが正体を現した!!
前作『三茶のポルターガイスト』予告編
故・叶井俊太郎、最後のプロデュース作品
映画業界に数々の伝説を残し、2 月にこの世を去った故・叶井俊太郎が最後にプロデュースし、完成を心待ちにしていた本作。残念ながら、完成版を観ることなくこの世を去りましたが、彼の作品へのこだわりが随所に現れた作品になっています。
監督は「怪談新耳袋」(2003)で監督デビューし、ホラー映画からアイドル映画、テレビドラマなど幅広いジャンルを手掛け、衝撃のドキュメンタリー映画『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50 年目の真実』(2020)を大ヒットさせた豊島圭介。
企画プロデュース・出演にオカルト編集者で自身の運営する YouTube チャンネル「ヤバイ帝国」が登録者数 17 万人越えの角由紀子。そして、クリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』字幕科学監修などでも知られる東京工業大学理学院物理学系助教・山崎詩郎、「ホンマでっか!?TV」など、多数のメディア出演や講演で知られる超心理学者・小久保秀之らが心霊現象を科学的に解明する学者として参加する。
ナレーション&監督&プロデューサー
コメント解禁!
ナレーション:東出昌大
昨今、コンプライアンスの問題もあり、心霊現象を扱うといったテーマの作品を作ることは難しいのですが、この作品は大人たちが三軒茶屋の雑居ビルに潜入して、本気で心霊現象に立ち向かったドキュメンタリーです。心霊現象のその先が映っていますので、是非劇場でご覧ください。
監督:豊島圭介
僕は間近であの手を見た。あれが CG でないことだけは断言できる。ただ、ラスベガスクラスのイリュージョンだと言われてしまったら、取り敢えず否定できるだけの根拠はない。この映画は、ヨロザワ・プロダクションで起きる数々の怪奇現象が「ホンモノ」なのかどうかを検証しようと奮闘したものである。その結果は皆さんに判断を任せたい。ただ一つ言えるのは、この映画の最後にお見せする心霊映像は、後世にその名を残すこと間違いない、インパクトと信憑性の二つを兼ね備えた、世にも怖ろしいものであるということだ。
企画・プロデュース・出演:角由紀子
「あまりにも怖すぎる作品だから、公開を中止しよう」と映画プロデューサーからガチで打診されました。彼は「上映中に卒倒する人が出るかもしれないから公開をやめよう」と本気で私に相談してきたのです。それくらいヤバイ作品なのは確かです。フィクションのホラー映画よりも圧倒的に怖くて危険で、CG も人間の想像すらも超えています。
感性が鋭い人は気絶するかもしれません。ですが、観客にアピールするためにシナリオを調整したわけではありません。冷静な視点で心霊現象と本格的に向き合ったら偶然にもヤバすぎるものが撮れてしまったのです。
本作では、懐疑論者でさえ説明に苦しむ驚異的な現象が連続して起きてしまいます。そして、科学者がハイエンドの科学機器を使って調査した結果、信じられない証拠がいくつか得られます。心霊現象を追うだけのつもりが、この世界の“時空の歪み”にまで踏み込んでしまった……そんな映画です。
【警告】
心臓の弱い方、感受性の豊かな方、心霊映像に抵抗のある方のご鑑賞には十分ご注意ください。
また本作品内で行われる儀式については専門家の指示の元、安全に配慮した上で行っております。
決して真似しないでください。
本作の視聴に伴うあらゆる事象につきまして配給会社は一切の責任を負いかねます。
『新・三茶のポルターガイスト』
監督:豊島圭介
出演:角由紀子/横澤丈二/小久保秀之/山崎詩郎/児玉和俊/ひなたまる/森脇梨々夏/三上丈晴/
小野佳菜恵/大久保浩/オカルトセブン7★
ナレーション:東出昌大
企画・プロデュース:角由紀子、叶井俊太郎/プロデューサー:千葉善紀、佐藤慎太朗/宣伝プロデューサー:星野和子
音楽:スキャット後藤/撮影・編集:滝田和弘/ビジュアルデザイン:廣木淳
エンディング・テーマ「水底の愛」:横澤丈二
製作:REMOW/制作プロダクション:murmur/配給:エクストリーム
2024 年/日本映画/88 分/カラー/ステレオ/DCP
©️2024 REMOW
sancha-poltergeist.jp
2024年6月21日 (金) ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、
新宿シネマカリテ他 全国ロードショー!
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