フィル・ティペット×『JUNK HEAD』堀貴秀!ストップモーション・アニメの神と新鋭、夢の日米対談! 『マッドゴッド』12/2(金)公開!

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制作期間 30 年!「天国よりも地獄に惹かれる」
“神”の潜在意識から溢れ出した誰も見たことのない地獄の向こう側!

〈特殊効果の神〉フィル・ティペット監督作『マッドゴッド』12/2(金)公開!


『スター・ウォーズ』『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』などを手掛けてきた〈特殊効果の神〉フィル・ティペット監督作『マッドゴッド』が12月2日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開される。制作に30年をかけたフィル・ティペットの魂の一作であり、暗黒の地下世界を描く、まさに地獄の作品だ 。

この度、フィル・ティペット監督と、『JUNK HEAD』の堀貴秀監督による、夢の日米ストップモーションアニメ監督対談が実現。その映像が解禁された。








人生にはフィル・ティペットが必要だ – スティーヴン・スピルバーグ

巨匠であり、師であり、神だ – ギレルモ・デル・トロ

彼以上のマスターはいない – ポール・ヴァーホーヴェン







12/2(金)公開『マッドゴッド』日本版予告編







<フィル・ティペット、主な参加作品>

『スター・ウォーズ』シリーズ
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(84)
『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』(86)
『ロボコップ』シリーズ
『ウィロー』(88)
『ジュラシック・パーク』(93)
『ドラゴンハート』(96)
『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズ
『エボリューション』(01)
『スパイダーウィックの謎』(08)
『トワイライト・サーガ』シリーズ


©2021 Tippett Studio










【対談映像】フィル・ティペット監督×『JUNK HEAD』堀貴秀監督
ストップモーション・アニメの神と新鋭、夢の日米対談!
「私たちは同じ卵から生まれた」





2021年に公開されたストップモーション・アニメ映画『JUNK HEAD』が記憶に新しい人は多いだろう。





手掛けたのは、日本人の堀貴秀監督。本職の内装業の傍ら、たった一人で独学で作り始め、7年の歳月をかけ完成したという驚きのこの作品。海外映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど絶賛され、日本で逆輸入公開されるや、大きな話題を呼び、ミニシアターから全国へのシネコンへと拡大公開された。

「主人公が荒廃した地下世界に降りていき冒険を繰り広げる」というダークな世界観や、グロ可愛いキャラクター造形、ともに長い年月をかけて手作りされたストップモーションアニメであるといった点で、『マッドゴッド』と『JUNK HEAD』は共通点が多い。そこで今回、フィル・ティペット、堀貴秀の両監督による、ストップモーション・アニメの巨匠と新鋭、夢の日米対談が実現!オンラインでたっぷりと時間をかけ、お互いへのリスペクトや作品制作にかける思いなどが語られた。

『JUNK HEAD』を早い段階ですでに観ていたというティペット監督は、「あなたを誇りに思います。私たちは同じ卵から生まれてきたのではないでしょうか。」と、若き同志に向けて最大の賛辞を送る。


フィル・ティペット



また、堀監督は『マッドゴッド』を数年前のキックスターター(クラウドファンディングを提供するアメリカの会社)での短編から観ていたそうで、「こんなに自分と似た世界観を持っている人がいるのかという驚きと、ティペットさんがこれまで関わってきた傑作映画の数々が自分の感性の一部になったのだと懐かしい気持ちになりました。」と、SF映画の歴史を作ってきた〈特殊効果の神〉との対面に感激の様子。


堀貴秀




2人は、映画制作に欠かせない資金集めや、長年かかった制作のヒストリー、実物の人形や映像の質感、撮影方法についてなど、ストップモーション・アニメのクリエイターだからこそ通じ合える様々なテーマで、意気投合しながら話に花を咲かせた。

この対談の模様は、上映劇場とWEB通販「ロングライドストア」で12/2(金)公開初日より販売されるパンフレットに収録されている。さらに、配給会社ロングライドの公式Youtubeチャンネルでも一部映像が公開された。

また、堀監督は、『JUNK HJEAD』の続編『JUNK WORLD』制作資金補強プロジェクトのクラウドファンティング実施中!
https://www.yamiken.com/junk-world

こちらもぜひ、チェックしていただきたい。







映画史に残る人気クリーチャーやメカを生み出してきた
偉大なる“ゴッドハンド”、フィル・ティペットとは?


©2021 Tippett Studio




フィル・ティペットは、『スター・ウォーズ』シリーズをジョージ・ルーカスとともに作り上げた特殊効果チーム、インダストリアル・ライト&マジック社(ILM)の天才たちの一人である。

1977年公開の第一作ではかの有名なモンスターチェスのシーンをストップモーションで担当し、その後同シリーズでは、ナメクジのような姿を持つ銀河で最も強大なギャングのひとり「ジャバ・ザ・ハット」や、氷の惑星でルークやソロを乗せたトカゲ型の生物「トーントーン」、帝国軍の四脚歩行型兵器「AT-ATウォーカー」をといった人気クリーチャーやメカたちを生み出して、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(83) ではILMクリーチャー部門主任としてアカデミー賞®︎視覚効果賞(特別業績賞) を受賞した。

『スター・ウォーズ』以降のSFブームに乗って才能を発揮していったティペットは、ポール・ヴァーホーヴェン監督とのタッグで『ロボコップ』(87)の愛嬌ある殺戮ロボット「ED-209」、『スターシップ・トゥルーパーズ』(97)の昆虫型生命体バグズといった大作を手掛け、その地位を確かなものにしていく。

業界が本格的にCGへと移行するきっかけとなったスティーヴン・スピルバーグ監督『ジュラシック・パーク』(93)では、当初担当するはずだった恐竜模型が不採用となってしまい、失意の底に落ちるも、最終的に、動物の動作や振る舞いを熟知していたティペットは50の恐竜のショットのアニメーションを監修することになり、デジタルで生み出したリアリスティックな恐竜たちに見事に息を吹き込むことに成功。再びアカデミー賞で特殊視覚効果賞を受賞した。









【STORY】

©2021 Tippett Studio




人類最後の男に派遣され、地下深くの荒廃した暗黒世界に降りて行った孤高のアサシンは、無残な化け物たちの巣窟と化したこの世の終わりを目撃する。









監督:フィル・ティペット

出演:アレックス・コックス

2021年/アメリカ/84分/1.78:1/カラー/5.1ch/原題:MAD GOD/日本語字幕:高橋彩/PG12

©2021 Tippett Studio

提供:キングレコード、ロングライド 配給:ロングライド

公式サイト:https://longride.jp/mad-god/





12/2(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開









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