Jホラーの父・鶴田法男監督が仕掛けた、
ネット小説が洗脳する恐怖の深淵を描くAIサスペンス・スリラー
世界を席巻するJホラーの監督たちに多大なる影響を与えたデビュー監督作のオリジナルビデオ映画「ほんとにあった怖い話【新装版】」をはじめ、『リング0』『おろち』で知られる鶴田法男監督(当サイトでも「Jホラーのすべて 鶴田法男」を好評不定期連載中)。“Jホラーの父”であり、関連シリーズ80万部突破し、舞台化も決定した「恐怖コレクター」の小説家でもある鶴田監督の最新作『戦慄のリンク』が昨年12月23日より公開され、現在も一部劇場で上映中だ。
そして、本作の期間限定有料配信(プレミアムVOD)が、2月24日から3月23日の期間限定で始まった。
これを記念して、世界の2人の巨匠、映画監督の黒沢清氏、漫画家の伊藤潤二と鶴田法男監督が『戦慄のリンク』について語り合ったトークショーのダイジェスト動画(2種)が公開された。
劇場上映中&期間限定有料配信開始記念、
黒沢清と伊藤潤二が語る『戦慄のリンク』の動画(2種)公開!
【動画は3分バージョンと12分バージョンの2種】
<1>世界の巨匠、黒沢清監督と世界の漫画家、伊藤潤二氏は
鶴田法男監督の新作映画『戦慄のリンク』をどう観たか?
トークショー・超ダイジェスト(3分)
<2>黒沢清監督と伊藤潤二氏、映画界と漫画界の世界の巨匠が
鶴田法男監督の新作『戦慄のリンク』を語るダイジェスト(12分)
【黒沢清】
『スパイの妻〈劇場版〉』で第77回ヴェネツィア国際映画祭、銀獅子賞(監督賞)を受賞ほか世界の権威ある賞を数々受賞し、2021年には紫綬褒章を受賞した現代の〝世界のクロサワ。
【伊藤潤二】
漫画界のアカデミー賞と言われる米国の「アイズナー賞」を4度受賞、先月はフランスのアングレーム国際漫画祭で「特別栄誉賞」を受賞。更にはNetflixで「伊藤潤二『マニアック』」が配信され、今月21日には自身の漫画や創作を明かした『不気味の穴 恐怖が生まれ出るところ』(朝日新聞出版)が出版。
【劇場上映情報】
●名古屋「シネマスコーレ」2023年3月4日(土)~ 初日(18:25回)舞台挨拶あり(登壇:鶴田法男監督)※終了しました
●池袋 「新文芸坐」2023年3月9日(木)19:00回 1回のみ上映、舞台挨拶あり(登壇:鶴田法男監督)
【期間限定有料配信(プレミアムVOD)】 https://lnk.to/S-Link
期間:2023年2月24日~3月23日
『戦慄のリンク』INTRODUCTION
本映画は、中国の小説家マ・ボヨンの原作を基に、SNSなどを介して参加者を洗脳し自殺に扇動するなど、ロシアから世界を巻き込んで大問題となった青い鯨(ブルーホエール・チャレンジ)事件からインスピレーションを受け、ネット小説を読んだ人たちが無残な死を迎える事件を解明しようとする若者たちの無意識の世界に襲う恐怖。日本の映画ではなかなかできない、隠し絵的なギミック映像も今回、鶴田監督はチャレンジしている。
主演は、台湾の人気男優で『返校~言葉の消えた日』やジャッキー・チェン製作の中国ドラマ「成化十四年〜都に咲く秘密〜」のフー・モンボーと、有名ブランドのモデルやNetflix「流星花園2018」ほか映像ドラマで活躍する中国若手期待の女優スン・イハン。
スタッフには、撮影に「鎌倉殿の13人」『曇天に笑う』の神田創、編集を『クライマーズ・ハイ』の須永弘志、音響効果に『事故物件 恐い間取り』の大河原将、照明を『私はいったい何と闘っているのか』の丸山和志、そして音楽をアニメ「約束のネバーランド」の小畑貴裕と日本の敏腕スタッフたちが集結しています。資本100%の中国映画でありながらも、日本のスタッフと融合して作られた本作品、中国映画のイメージを覆す作品となっている。
STORY
大学生のジョウ・シャオノア(スン・イハン)は、前日に電話で話した従姉のタン・ジンが自殺したことが信じられず、従姉の大学の同級生で犯罪心理学に詳しい記者志望のマー・ミン(フー・モンポー)に相談する。タン・ジンのパソコンを調べることにしたシャオノアは、ショウ・ナという女性とのチャットのやりとりと、貼られたリンクからネット小説「残星楼」の存在を知る。シャオノアはそのネット小説を読むが、突然、自分の名前を呼ぶ謎の声と“髪の長い女”が現れ、得体のしれない恐怖に襲われる。シャオノアはマー・ミンとともにネット小説の謎を探るが、やがて「残星楼」に関わっていたメンバーが次々に自殺していることを知る。そして二人にも死の恐怖が忍び寄る・・・
『戦慄のリンク』作品情報
〇スタッフ
監督:鶴田法男 脚本:ヤン・ヤン 原作:マ・ボヨン「她死在QQ上」
撮影:神田創 編集:須永弘志 美術:リー・チア 音響効果:大河原将 照明:丸山和志 音楽:小畑貴裕
○キャスト
スン・イハン フー・モンポー
シャオ・ハン チャン・ユンイン ウォン・マンディ ハン・チウチ ジョウ・ハオトン
提供:三鷹オスカー/フィールドワークス
配給・宣伝:フリーマン・オフィス
BD・DCP アメリカンビスタ 音声:北京語
映倫:G
原題:網路凶鈴 The Perilous Internet Ring ©2020伊梨大盛传奇影业有限公司
製作:2020年 中国 96分
12月23日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー!
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