清水崇、堀未央奈、ゆりやんレトリィバァら第四回選考委員発表&コメント!冨安由真による不気味なキービジュアルも公開!第4回「⽇本ホラー映画⼤賞」2月募集開始!

pick-up イベント・映画祭 インタビュー・コメント オススメ


ホラージャンルに絞った⼀般公募のフィルムコンペティション
2026 年 2 ⽉作品募集スタート︕
新時代を恐怖で満たす狂逸な才能 次は誰だ!!


令和の新しいホラー映像作家の発掘・⽀援を⽬指すフィルムコンペティション『⽇本ホラー映画⼤賞』(KADOKAWA主催)。過去 3 回の開催を実施し、“ホラー”ジャンルに絞った⼀般公募のフィルムコンペティションが⽇本唯⼀の取り組みとして、⼤きな注⽬を集めている。
そして 2026 年に第 4 回「⽇本ホラー映画⼤賞」の開催が決定。本映画⼤賞は、ホラージャンルの先駆者企業・KADOKAWA と運営委員会パートナーが新たな時代のホラー作家の発掘・⽀援を⽬的として実施、⼤賞受賞者には応募作品のリメイク版、または完全オリジナル新作映画の監督を担っていただき、作品は 2027 年以降の劇場公開を⽬指します。作品の募集は 2026 年の 2 ⽉からを予定している。
この度、第4回「日本ホラー映画大賞」の選考委員が決定、キービジュアルも発表された。

キービジュアル。冨安由真《Woman In Room》2020 パネルに油彩、130.3 x 97 cm 撮影: ⼭中慎太郎(Qsyum!)










清水崇、堀未央奈、ゆりやんレトリィバァら第四回選考委員発表&コメント!



この度、第4回「日本ホラー映画大賞」の選考委員が決定した。
前回に引き続き、選考委員長・清水崇監督、選考委員にコメディアン・ゆりやんレトリィバァ、俳優・堀未央奈、映像クリエイター・監督・声優・FROGMAN、Base Ball Bear・小出祐介、映画ジャーナリスト・宇野維正という各界のホラーマスターが集った。

ゆりやんレトリィバァは 2026 年 2 ⽉に初監督作品となる『禍禍⼥』の公開が控え、国際映画祭でも賞を受賞するなど注⽬を集めている。これらにより⼀層多様な観点からの作品選考が期待され、新しい才能発掘の場をさらに充実させるべく取り組んでいく。

また、選考委員特別賞、運営委員会各賞受賞者にはそれぞれ賞⾦が⽤意され、⼤賞、各賞に選考された作品は劇場公開や配信展開を予定している。KADOKAWA には⾓川ホラー⽂庫と連動し、数々のホラー映画をヒットさせてきた歴史があり、中でも『リング』(98/中⽥秀夫監督)は後の J ホラー・ムーブメントの⽕付け役として、⼀⼤ブームを巻き起こした。そして今、まだ誰も⾒たことのない未知の“恐怖”を創出し、⽇本にとどまらず世界市場で活躍するような才能を発⾒するべく、本年も「⽇本ホラー映画⼤賞」が開催される。







【選考委員メッセージコメント】



清⽔崇 選考委員⻑

とうとう 4 回を迎えるホラー⼤賞︕これも⼩林プロデューサーはじめ、ホラー愛溢れる選考委員の皆さんや委員会の⽀援者各位、そして何よりも作品を制作し応募してくれる作り⼿と出演者皆さまのおかげです。本当にありがとうございます︕
怖いとは何なのか︖そして何故我々はあえてソレを追い求めるのか︖地球上で“⾃ら恐怖を欲する⽣き物”は、おそらく⼈間だけだろう……という事象⾃体が恐ろしい気さえしてくる。
便利さで発達しているはずの SNS で、⼼の闇はむき出しになり、昔にも増して傷つけ合い、焦燥感に駆られている我々は本当に“平和”など求めているのだろうか︖進化出来ているのだろうか︖
そんな時代に即してマインド的な恐怖を描いた応募作品が増えてきている。それは良い事なのか︖と、ホラー作品への問い(おそらく答えは存在しない)も続いていく………。
クオリティが上がり、やたらと鑑賞眼(映画偏差値︖)を求められる作品も増えてきているが、、、、⼀発⼊魂︕シンプルでわかり易く、誰にも響くホラー作品も楽しみにしています︕
⼤賞(⻑編商業デビュー)を狙いすますばかりが⽇本ホラー⼤賞の⽬的や醍醐味ではありません。友⼈や家族と楽しみながらスマホで気軽に作ってみた、⼀⼈コソコソ作ってみた……そんな想いや姿勢が嬉しいし、トンデモナイ発想や⼒作が発掘されるかもしれません︕
皆さん、よろしくお願いいたします。





ゆりやんレトリィバァ コメディアン

ホラー映画⼤賞の選考委員に選んで頂き本当にありがとうございます。
ホラー映画が⼤好きなので、第 2 回から参加させていただき、とても幸せで、⾝の引き締まる思いです。とても緊張しています︕
毎回、みなさまの作品を観させていただいて、エネルギーや活⼒を頂いております。
そして、怖くてトイレに⾏けなくて、前回の⽇本ホラー映画⼤賞の⽇からトイレに⾏っておりません。
感謝とリスペクトを胸に、映画を観させていただきます︕よろしくお願いいたします︕
今年はトイレにいけますように︕




FROGMAN 映像クリエイター・監督・声優

AI の登場で、映像表現が誰にでも開かれた今、真に問われるのは「何が恐怖なのか」という命題。
⼼に渦巻く、暗く湿った臓物のような”恐怖”を引きずり出し、画⾯に晒せるのは⼈間の仕業。観客の無意識を揺さぶり、思わず⽬
をそむけたくなるような『現代の恐怖の真髄』に出会えることを期待しています。





堀未央奈 俳優

⽇本ホラー映画⼤賞の選考委員を記念すべき 1 回⽬からずっとこうしてさせていただけることをまずは⼤変嬉しく思います。
幼い頃から様々なホラーを観てはそのエンタメ性と新鮮さに惹かれていました。⾃分の予測範囲内の出来事の繰り返しで毎⽇を過ごすことが多い中、私にとってホラーとは⽣活に新しい視点と価値観を与えてくれる存在です。
今回もオリジナリティあふれる素晴らしい作品に出会えることを⼼より楽しみにしています。




⼩出祐介 Base Ball Bear

2025 年は素晴らしい邦画作品⾃体が多く、ホラー映画シーンも盛り上がっていたと思う。
この流れに続いていけるような新たな作品との出会いを楽しみにしています。





宇野維正 映画ジャーナリスト

4 年前に第 1 回ホラー映画⼤賞を開催した時には考えられなかったほどの、現在の⽇本国内のホラー・ブーム。
当然、その中で映画の果たす役割は⼤きく、その⽅向性を⽰す上でますますこの賞の価値と責任は増していると思います。
⽇本だけでなく世界中を震撼させるような、本当に「バカみたいに怖い作品」をお待ちしてます。






【「第 4 回 ⽇本ホラー映画⼤賞」開催概要】


【応募期間】
2026 年 2 ⽉ 2 ⽇(⽉)10:00〜 2026 年 3 ⽉ 31 ⽇(⽕)23:59

【応募資格】
プロ・アマチュアを問わず、年齢、性別、国籍などの制限なく、どなたでもご応募いただけます

【対象作品】
映像作品 3 分〜60 分程度の未発表・完全オリジナル新作(実写・アニメ問わず)

【受賞部⾨】
令和の新しいホラー映像作家の発掘・育成を⽬指し、以下の賞を設けます

[⼤賞]
賞⾦ 20 万円
副賞 製作委員会製作による新作⻑編映画(応募作品のリメイク版または完全オリジナル作品)の監督をご担当いただきます

[選考委員特別賞]
将来性を感じさせる作品に贈られます
賞⾦ 15 万円

[ニューホープ賞]
“オトナ”になる前の荒削りで、尖った、最新の感性とセンスを持つ原⽯に対して贈られます
賞⾦ 10 万円

[株式会社闇賞]
前例のないアプローチに果敢に挑み、新しいホラー体験を与える作品に贈られます
賞⾦ 10 万円

[PRESS HORROR 賞]
「MOVIE WALKER PRESS」のホラー特化ブランドとしての視点から、観る⼈が怖さを「楽しめる」、映画ファンに広く愛される作品を選出いたします
賞⾦ 10 万円

[シネマンション賞]
映画好きが思わず感想を語りたくなるような短編作品に贈られます
賞⾦ 10 万円

[⾖⿂雷賞]
観終わってからも後を引く演出、シーンやセリフがある作品に贈られます
賞⾦ 10 万円

[シネマサンシャイン賞]
“恐怖”と“娯楽”を巧みに融合し、劇場での⼤きな⽀持を獲得しうる表現⼒を備えた監督に贈られます
賞⾦ 10 万円

[ギークピクチュアズ賞]
単に怖さを演出するだけでなく、斬新な切り⼝で、何か光る物がある作品を求めています
賞⾦ 10 万円

運営委員会
【主催】株式会社 KADOKAWA
株式会社ディー・エル・イー/株式会社闇/シネマンション(朝⽇新聞社)/PRESS HORROR(株式会社ムービー
ウォーカー)/⾖⿂雷(株式会社 Ampus)/シネマサンシャイン(佐々⽊興業株式会社)/株式会社ギークピクチュアズオ
【公式 X】https://twitter.com/jp_
horror_fc
【公式サイト】http://movies.kadokawa.co.jp/japan-horror-fc/





過去の受賞作品と受賞監督


第 1 回⼤賞受賞作品、「みなに幸あれ」は、主演に古川琴⾳を迎えて⻑編化、2024 年 1 ⽉に全国公開され、公開初⽇から満席が続出するなど⾼い注⽬を集め、商業デビューを果たした下津優太監督は「J ホラーの歴史を塗り替えた」と国内外で⼤きなインパクトを残し称賛を集めた。


続く⻑編 2 作⽬となる「NEW GROUP」が主演に⼭⽥杏奈を迎え 2026 年に全国公開になることが発表されている。
「NEW GROUP」は続々と各国の国際映画祭に招待され、カナダ・モントリオールの「第 29 回ファンタジア国際映画祭」では北⽶プレミア・コンペティション部⾨(Cheval Noir Competition)に出品され、審査員特別賞を受賞した。“組体操”を題材にした作品は、海外で⼤きな話題と⼤きな笑いを巻き起こしている。下津優太監督も各国の国際映画祭に招待されており、映画祭を⾶び回る⽇々が続いている。









そして、第 2 回で⼤賞を受賞した近藤亮太監督は、商業デビュー作「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」が今年 2025 年 1月に公開されたが、公開前から⼤きな期待を集めた。公開初⽇から全国各地で満席の上映回が続出、「これぞ J ホラー︕」との声が相次ぎ、⻑編デビュー作にして⼤ヒットさせるなど、 ⽇本のホラー界には⽋かせない存在に。その後続々と監督オファーが続いており 2 作⽬に向けて⼤きな注⽬を集めている。



さらに第 3 回で⼤賞を受賞した⽚桐絵梨⼦監督は、今まさに劇場公開へ向けて鋭意制作中となる。

中央:大賞_片桐絵梨子監督







【歴代⼤賞受賞監督より応援メッセージ】



第 1 回⼤賞受賞 「みなに幸あれ」 下津優太監督/2024 年商業映画監督デビュー

ただ、映画監督になりたいのか、映画監督になって映画を撮りたいのか、映画監督になって映画を撮って何かを伝えたいのか、映画監督になって映画を撮って何かを伝えて何かを変えたいのか。その深化が問われる。第4回を迎え、ここまでレベルが上がってきていると感じます。映画を作るんだから、頑張るのなんて当たり前、⼈⽣を賭けて挑戦する価値が私はあると思います。




第 2 回⼤賞受賞 「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」 近藤亮太監督/2025 年商業映画監督デビュー

もう既にあるホラー映画を作ったってしょうがないのだ、というのがスタート地点にあるはずです。
だからってふざけてみたり、やたらと難しくしてみたり、⾼尚にしてみたりするのも少なくとも本気で⼤賞を狙いにいくのであれば違うのではないかと考えています。
つまり、ホラーはエンターテインメントでもあり、そして本当に怖いものを描くジャンルである、ということです。
楽しませて、怖がらせて、そして観たことのないような何かをみせる。
⾼い⾼い、超えられるとは思えないハードルですが、そうした⾼みにたどり着く⽅法は。
最終的には我々が今までの⼈⽣で本当に怖いと感じたその瞬間、そのとき出会った作品や体験の中にこそヒントがあるはずだと信じています。
あなたの⼈⽣の中で得たあなたの中にしかないはずの恐怖に思い切り向き合ってみてください。そしてそれをどうやったら映画の表現に落とし込めるのか悩み続けましょう。
それこそが僕が取り組んでいるホラー映画の作り⽅であり、おそらくはあなたがこの賞で勝ちにいくための⽅法なのではないかと思います。




第 3 回⼤賞受賞 「夏の午後、おるすばんをしているの」 ⽚桐絵梨⼦監督/商業映画監督デビューへ向けて制作中

会社を解雇され、⾏く宛もなかった。⽇本ホラー映画⼤賞に応募してみようと思った。これで映画は最後になるかもしれないと思っていた。無理をせず、⼩さな世界を丁寧に撮ろうと思った。突然の誘いに友⼈たちは⼾惑いながらも来てくれ、⽀えてくれた。むせかえるような夏の午後の暑さの中で、それは宝物のような作品となった。今は⻑編を作っている。スタッフの⽅々が⾯⽩がってくれて嬉しい。あの時、撮ると決めたことは、やはり間違っていなかった。







【チェアマン ご挨拶】


株式会社 KADOKAWA 執行役 兼 スタジオ事業局 Chief Studio Officer(CSO) 兼 スタジオ事業局 局長/
株式会社角川大映スタジオ 代表取締役社長

菊池 剛


⽇本ホラー映画⼤賞」もいよいよ 4 回⽬を迎えます。これまでの受賞作品、⼤賞受賞監督による⻑編デビュー作もそれぞれ多くの⽅に鑑賞、そして評判もいただき、本賞が着実に浸透してきたことを実感しております。

鮮烈なキャラクター
誰もが呆気に取られるオチ
そして凶器(或いは狂気)


私がホラーに惹きつけられるのは、こんな三要素かもしれません。そして、ここからさらに⽇本のホラーが新次元を切り拓く…そんな原⽯のような恐怖作品を⼼から楽しみにしています。

今、ホラーは世界中に蔓延しています。
その多くは、いわゆる J ホラーに影響を受けていると⾔っても過⾔ではありません。
そう、⽇本の宝はアニメだけではないのです。
J ホラーこそ、世界に誇る⽇本の宝なのです。
そんな今こそ、あなたたちの秘めたる才能で、世界中の⼈々を恐怖のどん底に、奈落の底に叩き落とそうではありませんか。
ホラー新時代のドアを開けるのは、誰だ︖
たくさんのご応募をお待ちしています。






【関連記事】




Tagged