『ミンナのウタ』公開記念!清水崇監督×白濱亜嵐!スペシャル・ホラー対談インタビュー!二人のサイン入り色紙を抽選で一名様にプレゼント!

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きっと、あなたも口ずさむ
清水崇監督最新作 GENERATIONS主演


Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新ホラー映画『ミンナのウタ』が8月11日(金)より絶賛公開中だ。
この度、映画の公開を記念して、GENERATIONSのリーダーで、ホラーファンでも知られる白濱亜嵐と、清水崇監督のスペシャル・ホラー対談インタビューを掲載。さらに、お二人のサイン色紙を、抽選で一名様にプレゼントする。(応募方法は記事の後半に紹介)

人気ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が全員本人役で出演した本作。

当サイト編集長をはじめ、一足早く見たホラー映画マニアたちからも絶叫&絶賛の声が上がり話題となっている本作。早速劇場に駆けつけた人々からも「怖すぎる」「怖いけど、面白い」と絶賛の声が相次ぎ、Filmarksでは平均4.1の高評価を獲得(8月12日PM6時現在)、注目度がさらに急上昇している。






さらに、8/10の記事では、本作の恐怖の象徴である“呪いのカセットテープ”のプレゼント・キャンペーンも実施中!
応募方法は8/10の記事を読んでください。














『ミンナのウタ』公開記念!
清水崇監督×白濱亜嵐!スペシャル・ホラー対談インタビュー!
二人のサイン入り色紙を抽選で一名様にプレゼント!



GENERATIONSのリーダーで、ホラーファンでも知られる白濱亜嵐と、清水崇監督




――『ミンナのウタ』前評判通り、好評ですね。容赦のない清水崇ホラーとしても、『呪怨』を思わせる原点回帰というか、まさに待ち望んだ作品と思います。

清水崇監督 ありがとうございます。

――作品の手応えはいかがですか。

清水 まだ蓋を開けていないんでわかんないですけど(※インタビューは公開前)、予告編でも「このシーン、丸々出して使っちゃった方がいいんじゃない?」とか結構口出しさせてもらいました(笑)。今回は予告編や試写でもとても良い反応があるのはうれしいですね。

――GENERATIONSのリーダーとして、映画の中でも活躍される白濱亜嵐さんは、ホラー・ファンとお聞きしましたが。

白濱亜嵐 めっちゃ好きです、ホラー。

清水 (演出をする上で)逆にそれがプレッシャーにも(笑)。

白濱 そうなんですか(笑)。

清水 そりゃそうだよ。好きでよく見てるって言ってたから、目が肥えててホラー偏差値高いだろうし、撮影中から「亜嵐君も唸らせて『出て良かった』って思わせたいしな」って。初号試写の時、メンバーで一番ホラー好きな亜嵐君の感想をまだちゃんと聞けていなかったんだよね。監督から感想聞くのって気が引けて…ちょっとパワハラっぽいし(笑)。

白濱 いや、めちゃくちゃ面白かったです。一ホラー・ファンとして、こういう邦画のホラー映画が見たかったんだよなって。

清水 おおっ、うれしいな。

白濱 女の子の霊のイメージとか、日本人のDNAに「怖い」ってすり込まれてるものを、久しぶりにちゃんと見せてくれたなって。こういう怖さを待っていたんです。「これこれ!日本のホラーですよ!みんな。これぞJホラーだね!」みたいな。


©2023「ミンナのウタ」製作委員会





白濱 仮にGENERATIONSとしてこの作品に出演していなかったとしても、めっちゃハマりますよね。あ、でも、もし別のキャストだったら嫉妬していますね(笑)。

――『ミンナのウタ』は、GENERATIONSのメンバー全員が本人役で出演するという点でもユニークなホラーですが、監督はどのように着想されたんでしょうか。

清水 音楽に携わる人たちが出てくる話なんで、やっぱり恐怖の元凶も音楽がいいなと最初に思いました。ただ、それは洗練された今風の音楽じゃなくて、拙いというか、誰でもすぐに口ずさめるようなハミングがいいだろうって。だから僕は“さな”の歌を発注した時、『ローズマリーの赤ちゃん』(※ロマン・ポランスキー監督の1968年の傑作ホラー)でミア・ファローがスキャットで歌った主題歌のような、静かで危うい不気味なイメージにこだわりました。
映画を見終わったお客さんが 「あの歌が耳から離れなくて、夜眠れない」って言ってくれたら最高ですね。













「“怖すぎて固まる”って、
そういう演技ってやったことがなかった」(白濱亜嵐)






――白濱さんはご本人を演じることに対して戸惑いや苦労はありましたか。

白濱 いや、全然(笑)。むしろ役作りがいらないというか、結局、自分が自分を演じたら自分でしかないので、そこはストレスフリーで演技ができましたね。ただ、僕は他のメンバーより、(物語の)頭から最後まで関わる役柄だったので、他のメンバーは結構ふだん通りにナチュラルにやっていたんですけど、僕はナチュラルにやる部分と、ちゃんとお芝居をする部分を使い分けて演じました。


©2023「ミンナのウタ」製作委員会





――本人役とはいえ、内容的には、ふだんなかなか体験しない出来事ですよね。

白濱 そうですね。そこは想像しながら…。ホラー好きだからこそわかるんですけど、怖いことって、日常で全く起きないじゃないですか(笑)。

清水 そうね(笑)。

白濱 心霊スポットに行っても特に怖いことなんて起きないんですよ。

清水 普通は起きない。

白濱 だから脚本のシチュエーションを想像して、どう演じたらいいのか、それを考えるのが一番難しかったですね。

――特に大変だったシーンは

白濱 ラストのシーン、ネタバレになるので言わないですが、めっちゃ怖いんですよね。撮影もとても手間がかかって、僕と言うより、現場が大変でしたが。

清水 (人を吊り下げる)ワイヤーとか、色々な仕込みの準備にずっと追われて、俳優部は待たされたよね。でも、カットのつながりで、同じテンションの芝居を本番になったら保たないといけない。

白濱 そうなんですよ。あと、一番難しかったのは「声も出ないビビり方」。怖すぎて固まるって、そういう演技ってやったことがなかったし。普通に「声を上げて、びっくりする演技」がどれほど楽なのかってわかりましたね。なかなかない経験でした。


©2023「ミンナのウタ」製作委員会




清水 昔のホラー映画みたいに綺麗に「ギャーッ」て叫ぶ驚き方は、普通はあんまりしないじゃないですか。しかもそれを男の人がやっちゃうと引くんですよね。「自分で頑張れよ、おまえら」って思っちゃう(笑)。

白濱 たしかに。

清水 ホラーでは男のリアクションに厳しい。しかも、今回はおじさん(マキタスポーツ)と亜嵐君でしょ。

白濱 そう、マキタさんと二人でラストのあの場所に行って……。

清水 二人とも、こう恐怖で一緒に固まってるっていう、その状態が続いて。もう何テイク撮ったかって感じですよね。

白濱 何度もやりましたね。お客さんが怖がってくれるといいですが。


©2023「ミンナのウタ」製作委員会












「『呪怨』を彷彿とさせるって言われて、
僕個人は全く意識していなかったので」(清水崇監督)






――あのラストというかクライマックスはホラーを見慣れている人でも相当怖かったですね。白濱さん、マキタさん、お二人の演技も素晴らしかったし、仕掛けを駆使した映像もすごかった。あの舞台は、不気味な階段とか、『呪怨』などの清水崇ホラーでおなじみのシチュエーションが凝縮されていました。冒頭で原点回帰みたいなことに触れましたが、監督ご自身はどう考えておりますか。

清水 僕自身は原点回帰とか、全然そんなつもりはなかったんですよ。

白濱 へえ、そうなんですか。

清水 でも試写が終わると、松竹のプロデューサーも宣伝部の方も含めて、みんな「原点回帰じゃないか」って興奮してくれていて。


©2023「ミンナのウタ」製作委員会




白濱 めちゃくちゃ原点じゃないですか。

清水 彷彿とさせるって言われて、僕個人は全く意識していなかったので「ああ、また同じことやっちゃったなあ」って(苦笑)。

白濱 いやなんだ(笑)。

――『ミンナのウタ』は決して過去の清水崇ホラーの焼き直しではないですよ。今の時代、令和の時代にバージョンアップした、新しくも本格的な怖さのJホラーです。“恐怖の村”シリーズなどを経て、たどり着いた境地というべきか。

白濱 うん、めっちゃいいっすよね。(資料の場面写真を指さして)このカセットテープも味わい深いというか雰囲気があるし。“平成”感?がすごくあっていいなと思ったんですよ。(映画の中に出てきた)平成5年って、僕が生まれた年なんですよね。僕もちっちゃい頃を思い出すと、よくわからないけど空が毎日曇ってた(笑)。なんか平成って街中がいつもグレーじゃないですか(笑)。





清水 それって「平成が」っていうより、年頃だった亜嵐君の心象風景がグレーなんじゃないの?(笑)

白濱 でも、映画を見て、あの頃のことを思い出したんですよ。音楽を聴くのも、スマホとかより、やっぱりこの磁気テープっていうのが(いい)。VHSテープもそうなんだけど、カセットテープならではの、ザラザラとした、ちょっと荒いアナログ感が怖いってすり込まれているんですよね。

清水 うん、怖い。



©2023「ミンナのウタ」製作委員会




白濱 だから最近の携帯で撮る心霊写真よりも、やっぱ昔のインスタントカメラで撮った心霊写真の方が怖いっていうのは、わかりますね。

清水 本当は、亜嵐君本人はカセットテープとかが大好きなんです。

白濱 300本以上持ってますよ。

清水 コレクターなんですよね。だけど役柄ではそこは伏せて。他のメンバーよりもずっと出ずっぱりなだけに、「本人だったら、そういうリアクションはしないよ」みたいな面もあえて(加えています)。例えば、マキタさん演じる探偵に、亜嵐君が名前を間違えられてムッとするシーンがあるんですけど、本人はもっと温和な人なんだけど、その辺はちょっとキャラを誇張してやってほしいって、お願いしました。















白濱「貞子よりも伽椰子よりも喧嘩が強そう、さなの方が」
清水「それ面白いな(笑)」



©2023「ミンナのウタ」製作委員会


――先程の原点回帰の話に戻りますが、『ミンナのウタ』には全編で殺気立ったような、張り詰めた空気が漂っていて、それは最近の作品では感じられなかった、それこそ初期のオリジナルビデオ版『呪怨』のような重い緊張感がありましたが、ご自身ではどう思いますか。

清水 多分“村”シリーズも、この前の『忌怪島』もそうなんですけど、何かひどい目に遭った人が死んだ後にその恨みを晴らして出てくるっていう、『四谷怪談』だったり、昔からのパターンのホラー・ヒロインが多かったのですが、今回はそうじゃなく、生まれついての生粋のやばいやつ、純粋な悪みたいな存在に行きたかったんで、そこが違うのかもしれないですね。

白濱 確かにそうですね。

清水 “この恨みはらさでおくべきか”的なのものって、ずっと最近やっていたから、もういいんじゃないかって。さなを中学生にしたかったのは、それもあるんですよね。何か思春期の危うい自分をつかみきれてない感じとか。でも暴走しちゃう欲望があったりとか。そういうのをやりたかった。






白濱 だから、さなのバックボーンに全然共感できないのって、すごく怖いですよね。

清水 そう。

白濱 やっぱりホラー・ヒロインって、悲しい生い立ちとかバックボーンを持ちがちじゃないですか。でも、さなは全くそうじゃない。しかも、さなのお母さんがまた最強に怖い。DNAを受け継ぎまくっている(笑)。

清水 そもそもお母さんがやばすぎる(笑)。

――お母さんは怖すぎました。お母さんの某シーンとか、試写会で思わず「うわっ!」と声を上げられた方もいました。

清水 僕は先日、(さな役の)穂紫(朋子)さんと一緒に韓国の映画祭に行ってきたんですけど、そこでも、お母さんのシーンが話題になって。映画祭で見た人が「あのお母さん、いったい何者なんだ」みたいに騒がれて。そうしたら横で穂紫さんがちょっと嫉妬してるんですよ(笑)。

白濱 ああ(笑) 。穂紫さんも撮影であれだけ頑張ったのに。

清水 穂紫さんずっと黙っていて一言、「……もう、“さな”だって怖いです……」

白濱 (笑)かわいい。


©2023「ミンナのウタ」製作委員会





清水 その穂紫さんとお母さん役の俳優が、さっき松竹本社でパンフレット用に親子対談をしてるんですよ。

――それは興味がありますね。

清水 ぜひパンフレットお買い求めください(笑)。

白濱 映画を見ると、もっとさなの物語を見たいと思いましたね。

――知りたくなりますよね。

白濱 たぶん、今までのどの(ホラー)ヒロインよりも喧嘩が強そう。





清水 喧嘩?(笑)

白濱 貞子よりも伽椰子よりも喧嘩が強そう、さなの方が。

清水 それ面白いな(笑)。

白濱 アナベル人形よりも強いっすね。(全員、爆笑)

清水 そういうのが、すっと出てくるのが、本当のホラー・ファンですね。

――では、最後にメッセージをお願いします。

白濱 ホラー・ファンに向けてですよね?あのGENERATIONSが出てるからといって、全くカジュアルなホラーではありません(笑)。これは伝えておきたい。本当に皆さんがここ数年、待ち待ち望んでいた作品です。よろしくお願いします。

清水 主演の人からそんな言葉が出るのはうれしいなあ。
そうですね。ホラーが苦手なジェネファンの人には本当に申し訳ないんですけど、でもこうしてメンバーのリーダー、亜嵐君も言ってくれているので、怖いけど、ぜひ見てほしい。恐怖シーンもそうだけど、あの迫力あるライブシーンは絶対に劇場で楽しんでほしいです。
映画としては、生と死、笑いと恐怖、あと夢と希望、その辺の全ての表裏一体を目指して描いた作品です。夢と希望とか、ポジティブなことばっかり大人が植え付けそうですけど、それを根に持つとこんな風に歪むんだぞっていうのをテーマにしていますので、その辺りも注目してほしいですね。

――ありがとうございました。



ヘアメイク:寺本 剛(JYUNESU)
スタイリスト:吉田佳輔










【読者プレゼント】
『ミンナのウタ』公開記念!
清水崇監督×白濱亜嵐のサイン入り色紙を抽選で一名様にプレゼント!






<応募方法>

応募締め切りは2022年8月19(土)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイート( https://twitter.com/cowai_movie/status/1690337243976921088 )をRTしてください。


<抽選結果>

締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。
当選品は宅急便で発送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)



皆様のご応募お待ちしています!


【応募の注意点】

〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品は映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。このため、傷や汚れ等があっても交換はできませんので、ご了承ください。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。










【ストーリー】

©2023「ミンナのウタ」製作委員会




人気ラジオ番組のパーソナリティを務める、GENERATIONSの小森隼。収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま、放置されていた「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープを発見する。その後、収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き…ま…した…?」 という声を耳にした彼は、数日後にライブを控える中、突然姿を消してしまう。

マネージャーの凛は、事態を早急且つ秘密裏に解決するため、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。メンバー全員に聞き取り調査を進めるが、失踪した小森がラジオ収録の際に聞いた「女性の鼻歌のような、妙なメロディーが頭から離れない」と言っていたことが判る。そして、リハーサル中に他のメンバーたちも “少女の霊”を見たと証言。ライブ本番までのタイムリミットが迫る中、リーダーの白濱亜嵐、凛、権田は捜索に乗り出す。やがて、少女の霊の正体は、“さな”という女子中学生だということが判明するが、彼女が奏でる“呪いのメロディー”による恐怖の連鎖が始まり・・・。

一体、彼らに何が起こっているのか? この先に待ち受ける、想像を絶する結末とはーーー!?



©2023「ミンナのウタ」製作委員会




“音楽”を呪いの元凶とした、視覚と聴覚に訴える体感型の超絶ホラー。
この夏、きっと、あなたも口ずさむ ―――
















【作品概要】

出演 : GENERATIONS 白濱亜嵐 片寄涼太 小森隼 佐野玲於 関口メンディー 中務裕太 数原龍友

早見あかり / 穂紫朋子 天野はな 山川真里果

マキタスポーツ

主題歌 : 「ミンナノウタ」GENERATIONS(rhythm zone / LDH JAPAN)

監督 : 清水崇 / 脚本:角田ルミ 清水崇 / 音楽:小林うてな 南方裕里衣

製作 : 「ミンナのウタ」製作委員会 / 製作幹事 : 松竹 テレビ東京 / 企画・配給 : 松竹

制作プロダクション : ブースタープロジェクト ”PEEK A BOO films”

©2023「ミンナのウタ」製作委員会 上映時間:102分 映倫区分:G

公式サイト : https://movies.shochiku.co.jp/minnanouta/

公式Twitter : https://twitter.com/minnanouta_MG

公式Instagram : https://www.instagram.com/sana_minnanouta/

公式TikTok : https://www.tiktok.com/@sana_minnanouta/





大ヒット上映中





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