【独占取材/読者プレゼント】『あのコはだぁれ?』撮影現場リポート!舞台裏を公開!清水崇のホラー演出に渋谷凪咲は!?特製「ホラーセリフステッカー」を抽選で3名様プレゼント!

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“あのコ ” に⾒つかったら、殺される──
『ミンナのウタ』清⽔崇監督最新作!



 大ヒット『呪怨』シリーズを手掛け、ハリウッドリメイク版として世界中で公開された『THE JUON/呪怨』が日本人監督として初めて全米興行収入1位を獲得するなど、Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督。昨年、初日満足度ランキング1位(8月11日公開作品:Filmarks調べ)を獲得し、「本当に怖いホラー映画」として話題となった、『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ最新作『あのコはだぁれ?』が7月19日(金)に全国公開される。

この度、「cowai」独占で、『あのコはだぁれ?』の撮影現場リポートを紹介!
清水崇の演出の舞台裏を初公開する。本格ホラーの見せ場に渋谷凪咲は?共演陣は!?
また、読者プレゼントとして『あのコはだぁれ?』特製「ホラーセリフステッカー」を抽選で三名様にプレゼントする。(応募方法は記事の後半にて掲載)







【「cowai」独占】
『あのコはだぁれ?』撮影現場リポート!
清水崇の演出の舞台裏を初公開!
本格ホラーの見せ場に、主演の渋谷凪咲は?共演陣は!?


撮影風景① 主演の渋谷凪咲と清水崇監督 (C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




都心から車で二時間。たどり着いた現場は、郊外の住宅街にある、ごく普通の中学校。

ここで清水崇監督の最新ホラー映画『あのコはだぁれ?』の、主要舞台となる学校の撮影が行われているという。

今は午前11時過ぎ。撮影は校舎の中で行われており、校庭やグラウンドに人気はなく静まり返り、野次馬も皆無である。

私は前作『ミンナのウタ』の時も取材させていただいたが、その時は某所に作られた、“さな”の自宅のセットでの撮影を見学した。

今回はセットではなく、本物の校舎を借り切ってのロケ撮影だ。
校舎は廃校だが、数年前まで実際に学校として使用されていたこともあり、古びた感じはしない。昼間なので、怖さも皆無だ。

「むしろホラー映画の撮影なのに大丈夫か?」と心配になるほど、空も晴れ渡っている。

校内では、「撮影本番」「リハーサル」「カットごとの撮影準備(セッティング)」を繰り返しているため、タイミングを見計らって、恐る恐る玄関ホールのドアを開けて中に入った。

そこでは、外の静寂とは打って変わって、スタッフが慌ただしく動き回り、キャメラや照明をセットしている。

周辺には、制服を着た、三浦瞳役の早瀬憩や、前川タケル役の山時聡真、島田蓮人役の荒木飛羽、阿部大樹役の蒼井旬ら注目の若手俳優たちが待機している。エキストラの生徒もいて、現場は本当の夏休みの学校さながらの、にぎやかな雰囲気に包まれている。

よく見れば、掲示板の張り紙や壁のポスターなどは、美術の仕事で、細部にまでこだわりが感じられて、飽きさせない。


場面写真(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会









何気ない学校の風景が一転、不穏なホラーの世界に
教師役の渋谷凪咲は、初主演のプレッシャーか役作りか、緊張した面持ち

場面写真 (C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




玄関ホールは吹き抜けで、次の撮影はホール脇の二階の廊下で行われるという。

二階の廊下にセットされたキャメラの横でモニターをチェックしている清水崇監督がいた。
モニターを見ながら、照明の位置などを細かく指示している。
キャメラの先には、主演の君島ほのか役の渋谷凪咲と、教師の中村育英役の松尾諭が立っている。


場面写真 松尾諭(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




当日は日差しも強かったが、撮影場所の廊下は、照明などの機材と、カーテン、暗幕などを駆使して、光の加減を調整し、どんよりとした薄暗い、わかりやすく言えば「ホラーっぽい世界観」がじわりと漂う。

なるほど、一見どこにでもある学校の廊下も、清水監督の細かな指示によって、『呪怨』などと同様に、世界を震撼させた、独特の湿り気のある“清水ワールド”が生まれるのだなと感心した。

このシーンでは、赴任してきたばかりのほのかが、教師の中村に案内されながら、階段から廊下を歩く。特に怖いシーンではないが、それでも雰囲気は十分不穏でホラーっぽく、この後に続くであろう恐怖シーンを予感(期待)させるものだ。

リハーサルで、清水監督は、二人の芝居の動きやカメラワークを何度もチェックする。

渋谷は映画初主演のプレッシャーからか、それともホラー・ヒロインという役柄のせいか、やや緊張した面持ち。
「“渋谷凪咲”の新たな一面を引き出したい」という清水監督の言葉通り、リハーサルが終わっても笑顔を見せることはなく、完全に役になりきっている様子だ。
バラエティでよく見る、あのおっとりとした、柔和な雰囲気は、このシーンでは完全に封印されている。

リハーサルで、清水監督から演技についてOKをもらい、いざ本番。
二人の芝居に合わせて、キャメラの動きを微調整しながら、数回の本番撮影で「OK」となった。
その瞬間、渋谷はほっとしたのか、初めて笑顔を見せてくれた。


場面写真(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会










早瀬憩のうつむく角度にも、細かい指示が飛ぶ

撮影風景➁ 瞳役の早瀬憩(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




次に、二人が二階の廊下から、吹き抜け階下の玄関ホールを見下ろし、下駄箱で靴を履き替えていた生徒、三浦瞳(早瀬憩)を呼び止めるシーンを撮影する。

松尾に「(階下を見下ろして)……あ、おい、三浦」と声をかけられた早瀬が顔を上げるが、リハーサルでは、一連の早瀬の動作に、清水監督から何度も指示が入った。
「うつむいた顔を上げるタイミングが少し早い」と言われ、秒単位でタイミングを微調整する。

さらにキャメラがとらえる早瀬の顔の、うつむきや見上げる角度にも細かい指示が入る。
すると、早瀬の表情にもみるみる緊張感が走り、可憐さの中にも、良い意味でのホラーっぽい、サスペンスフルな雰囲気が漂って見事だった。


場面写真 早瀬憩(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会










生徒たちの“異変”に気づく渋谷、早瀬。
その先にいたのは…!? 戦慄のホラー・シーンを撮影!


撮影風景③(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




昼休みの合間に、清水監督にインタビューを行い、その後、今度は玄関ホールの一階での撮影に移動する。
(※二階で撮影したパートとシーンのつながりはない)

ここでは、玄関ホールを訪れた渋谷と早瀬が、ピアノの音色を聞いていた山時聡真(前川タケル)、荒木飛羽(島田蓮人)、蒼井旬(阿部大樹)ら生徒たちの“異変”に気づくシーンを撮影する。
今日初めての本格的なホラーシーンの撮影だ。


場面写真 山時聡真(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




異変に見舞われる生徒たちの不気味な演技、異様な光景に、ほのかは「ちょ、ちょっと皆っ!?」と驚き、必死に声をかける。
瞳は流れるピアノの音色に「え、何…この曲……」とつぶやき、ホールに置かれたピアノを見つめる。
ピアノを弾いていたのは、そこにいるはずのない生徒。彼女は薄っすら笑みを浮かべる…。

重要なシーンだけに、おそらく事前に入念なリハーサルを行っていたのだろう。
一連の芝居を通しで見ていると、まるで秀逸な舞台を間近で見ているような臨場感が伝わってくる。
さらに清水監督はスタッフ、キャストを集めて、このシーンの意図を説明し、細かな指示を出す。その話しぶりにも一層の力がみなぎる。

前作『ミンナのウタ』の撮影現場も見学し、その時もエネルギッシュだったが、今回はその時よりもさらに現場に熱気がこもっている。渋谷たちキャストも真剣に耳を傾け、スタッフの表情にも「いいモノにしたい」という思いが伝わってくる。
そしてシーンの一連の動作を最終確認した後、細かく割られたカットを一つずつ、丁寧に撮影していく。

場面写真 (C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会








ロケ場所に隠された意外な仕掛け
ホラーとしての高まる期待感


場面写真(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会



このシーンでは、異変に見舞われる山時、荒木、蒼井らのホラー演技にも入念なチェックが入る。おそらくこんな異様な芝居は初体験だったと思うが、皆、真剣に取り組み、その様子には殺気立った、凄みすら感じられた。

場面写真 荒木飛羽(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
場面写真 蒼井旬(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




また、渋谷の演技や驚くリアクションにも細かい修正が入り、異常な状況にうろたえながらも健気に立ち向かうヒロインの魅力が際立っていく。

前作に引き続いて出演するさな役の穂紫朋子も、ピアノと向き合う後ろ姿のたたずまい、ピアノを弾く動作一つ一つに、清水監督の指示が飛ぶ。
演技指導に応えるうち、いつしか女優・穂紫ではなく、『ミンナのウタ』でホラーファンを魅了したヴィラン“さな”が確かにそこにたたずんでおり、鳥肌が立った。


場面写真 (C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会




撮影現場の端っこで私が見学していると、スタッフの一人から「あの柱、実はセットなんですよ」と指をさして、こっそり教えてくれた。
普通に玄関ホールの中央にある大きな太い柱。
てっきり元の校舎にあるのものだと思っていた。
それ位違和感がなく、セットと言われても信じられない。
しかし、確かに物語上、あの場所に柱がなくてはならないはずだ。

求めるイメージのために柱を一つ作ってしまう。単なる学校ロケとタカをくくっていたが、大間違いだった。
おそらくこの学校での撮影には、本気で怖がらせるための、予想だにしない様々な“仕掛け”がさりげなく隠されているのだろう。
恐るべし「あのコはだぁれ?」。前作を超える、サプライズな恐怖を十二分に予感させる撮影現場だった。


場面写真 (C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会








【読者プレゼント】※終了しました。
『あのコはだぁれ?』特製「ホラーセリフステッカー」を
抽選で三名様にプレゼント


(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会


<応募方法>


応募締め切りは2024年7月7日(日)
応募方法は、WEB映画マガジン「cowai」twitter公式アカウント(@cowai_movie)をフォローし、該当するプレゼント記事ツイートをリポスト(RT)してください。※終了しました。



<抽選結果>

締め切り後に抽選を行い、当選された方に「cowai」公式TwitterアカウントよりDMで通知させていただきます。当選品は郵送する予定です。(諸般の事情や、災害、キャンセル発生等やむを得ぬ事情で遅れる場合があります)



皆様のご応募お待ちしています!



【応募の注意点】

〇当選後に住所の送付が可能な方のみご応募ください(日本国内のみ有効)。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
〇当選品は映画配給会社よりご提供いただいたプロモーション目的の非売品扱いとなります。このため、傷や汚れ等があっても交換はできませんので、ご了承ください。
※非売品につき転売目的のご応募は禁止とさせていただきます。
〇当選のキャンセルが発生した場合は再度抽選を行う場合があります。
〇抽選結果や抽選経過に関して個別のお問い合わせには応じられませんので、あらかじめご了承ください。







【作品解説】
この教室、何かがおかしい───。




本作は、とある夏休み、補習授業を受ける男女5人の教室にいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー。

今回、映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じる。

(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会



また補習授業を受ける生徒役には、6月に公開する映画『違国日記』で新垣結衣とダブル主演にオーディションで抜擢された早瀬憩をはじめ、宮崎駿監督作品で米アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『君たちはどう生きるか』(23)で主人公の声優を務めた山時聡真、『るろうに剣心最終章The Final/The Beginning」(21)でシリーズ最恐の敵・雪代縁役の新田真剣佑の青年期を演じた荒木飛羽、Z世代から圧倒的な支持を集める若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業」プロジェクト第5弾『こころのふた~雪ふるまちで~』の公開を控える今森茉耶、『孤狼の血 LEVEL2』(21)で鈴木亮平演じるヤクザの少年時代を演じた蒼井旬らフレッシュなキャストが勢揃いした。

(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
今森茉耶(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会



さらに、渋谷凪咲演じる君島ほのかの恋人役で、映画『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を日本人で初めて受賞し、近年も「サンクチュアリ-聖域-」(Netflix/23)、「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系/22)など、話題作への出演が相次ぐ染谷将太や松尾諭、小原正子(クワバタオハラ)、マキタスポーツなどバラエティ豊かな面々も出演している。


染谷将太(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
マキタスポーツ(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会













STORY

(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会


ある夏休み。補習授業を受ける男女5人。
この教室には、 “いないはずの生徒” がいる──。


とある夏休み、臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのか(渋⾕凪咲)の⽬の前で、ある⼥⼦⽣徒が 突如屋上から⾶び降り、不可解な死を遂げてしまう。
“いないはずの⽣徒”の謎に気がついたほのかと、補習を受ける⽣徒・三浦瞳(早瀬憩)、前川タケル(⼭時聡真)らは、“あのコ”にまつわるある衝撃の事実にたどり着く……。
彼らを待ち受ける、予想もつかない恐怖とは……?


イメージビジュアル(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会 








【作品概要】

■タイトル:「あのコはだぁれ?」
■出演:渋谷凪咲 早瀬憩 山時聡真 荒木飛羽 今森茉耶 蒼井旬 穂紫朋子 
    今井あずさ 小原正子 伊藤麻実子 たくませいこ 山川真里果 
    松尾諭 マキタスポーツ / 染谷将太
■監督:清水崇
■原案・脚本:角田ルミ 清水崇
■製作:「あのコはだぁれ?」製作委員会 
■企画配給:松竹
■制作プロダクション:ブースタープロジェクト“PEEK A BOO films”
■制作協力:松竹撮影所 松竹映像センター
■公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/anokodare-movie
■公式X・公式TikTok: @anokodare_movie
■制作スケジュール:2024年4/21クランクアップ、7月上旬完成予定(関東近郊で撮影)
■公開:7月19日(金)
■コピーライト:(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会 




7.19 みいつけた





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